特集

PHP2ShellとWordPress ― 塞ぐか、移すか

  1. 何が起きた

    サイトの土台に、穴が見つかった

  2. なぜ直らない

    部品を更新しても、土台の穴は残る

  3. どうする

    塞いだうえで、手間の少ない土台へ移す

サイトを船にたとえると

部品を直しても、船体の穴は残る

  1. いまのWordPress

    部品が、同じ部屋に並ぶ

    お問い合わせや予約などの部品(プラグイン)は、どれもデータと管理画面に自由に触れます。

  2. いまのWordPress

    部品の穴から、全体に水が回る

    WordPressで見つかる穴の91%は、部品の穴です。1つの穴から、データも管理画面も水につかるおそれがあります。

  3. いまのWordPress

    今回の穴は、船体そのもの

    PHP2Shellは、サイトを動かす土台の言語(PHP)に開いた穴です。部品を更新しても塞がりません。

  4. 移したあと

    塞いだうえで、船体ごと新しくする

    荷物(記事や画像)と見た目は、できるだけそのまま。手入れの手間が少ない船体へ移し、移したあとの手入れも続けます。

移すときに、変わらないこと・変わること

  1. いま移したあと

    見た目と中身は、できるだけそのまま

    いまの見た目や、記事・ページ・画像は、できるだけそのまま移します。見た目を新しくすることもできます。

  2. いま移したあと

    保守:更新を追いかけない

    移したあとの管理も、続けてお引き受けします。土台の更新を、ご自身で追いかけなくて済みます。

移すときの進め方

  1. 01

    相談

    サイトのURLをお送りください

  2. 02

    ご提案

    移せるか、何が変わるかをお伝えします

  3. 03

    引っ越し

    記事と画像を移します

  4. 04

    切り替え

    サイトを止めずに切り替えます

  5. 05

    管理

    移したあとの管理も続けます(移行だけのご依頼も、お受けします)

まず塞ぐ。そのうえで、移す。

いまのサイトのURLをお送りください。移せるか、何が変わるかをお伝えします。

移行を相談する

詳しく知りたい方へ(技術的な詳細)

PHP2Shell(2026年10月21日公表)

識別番号
CVE-2026-109618/CVE-2026-109619
深刻度
CVSS最大9.2
内容
PHP本体の脆弱性2件。認証なしで遠隔からコードを実行されうる(RCE)。パスワード・トークン・APIキーなどを含むメモリを読まれうる
影響する版
PHP 5.4まで遡ってほぼ全版。WordPress・Drupal・Joomlaで実証
塞ぐには
WordPress・テーマ・プラグインの更新では塞がらない。PHPを修正版(8.5.12・8.4.27・8.3.36・8.2.35)へ上げる
回避策
完全な回避策は無く、更新だけが安全(回避策は攻撃の道を減らすだけ)
古い版
PHP 8.1以前には、PHPの公式の更新が出ない(配布元や長期サポートの提供元が独自に修正を出す場合がある)。提供元に確かめるか、サポート中の版へ上げる
サポートの終わり
PHP 8.2は2026年12月31日でサポート終了

プラグインの穴

2025年に見つかったWordPressの新しい脆弱性11,334件のうち、91%がプラグイン、9%がテーマ。プラグインは本体と同じ権限で動き、データベースとファイルに制限なく触れる。

移す先について

移す先は、ホームページの内容や使い方に合わせてご提案します。特定の仕組みに決めてはいません。どの仕組みでも「絶対に安全」とは言えないため、移したあとの更新と見守りを続けます。

出典